Fubuki Journal

決裁者の「NO」を「GO」に変える。Webサイトリニューアル稟議を通すための論理構築術

作成者: EIJI KAKUGAWA|Feb 2, 2026 11:49:21 AM

『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。

【結論から申し上げます。】 Webサイトリニューアルの稟議が通らない最大の理由は、説明が「機能」や「デザイン」に終始しているからです。決裁者が求めているのは、サイトが綺麗になることではなく「その投資がどう利益に直結するか」という納得感です。現場の「使いにくい」という不満を、経営課題である「機会損失」や「競争力の低下」という言葉に翻訳し、ロジカルに再構築する必要があります。通る稟議書は、単なるお願いではなく、企業の成長戦略そのものなのです。

決裁者が首を縦に振らない「3つの盲点」

多くの担当者が稟議書の作成で陥る、プロフェッショナルらしからぬ失敗があります。

  • 「老朽化」を理由にする: 「デザインが古いから」は、投資の理由としては極めて弱いです。古いことで「何人のお客様を逃しているか」という実害を提示できていないことが問題です。

  • コストを「消費」と捉えている: リニューアルを「経費の支払い」として書くと、削る対象になります。これを「将来の利益を生むための投資」へと文脈を書き換える必要があります。

  • リスクへの言及不足: 決裁者は「やらなかった場合のリスク」を恐れます。現状維持がどれほどの損失(運用コストの増大や採用難)を招くかのシミュレーションが欠けているのです。

経営層を頷かせる「フブキ流」ロジックの構成案

稟議を通すためには、以下の3段構えのロジックが必要です。

1. 経営課題との接続

リニューアルをWeb担当部署の課題ではなく、全社の経営目標(売上拡大、採用強化、DX推進など)に接続します。例えば、「採用サイトの刷新」ではなく「優秀な人材の獲得コストを30%削減するための基盤構築」と定義します。

2. 定量的なリターン(ROI)の提示

「お問い合わせが増えるはず」という推測ではなく、現状のコンバージョン率から算出した期待収益や、外注コストを内製化によってどれだけ削減できるかという、具体的な数字を提示します。

3. 全社合意という「安心材料」の提示

「現場の独断ではないか?」という決裁者の懸念を払拭するため、各部門の意見を統合したプロセスを明記します。ここで、フブキの**「CCB(Corporate Consensus Builder)」**のような第三者の介入による合意形成メソッドが、稟議の説得力を飛躍的に高めます。

稟議書は「未来の設計図」である

リニューアルプロジェクトは、承認を得た瞬間がスタートではありません。承認を得るための「ロジック構築」のプロセスこそが、プロジェクトの成功確率を決定づけます。

社内の調整で疲弊する前に、まずは「経営者の視点」をインストールすること。それが、ワンオペマーケターがプロの仕事へとステップアップするための境界線です。

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