claude ちゃんとの対話からどんどんブログ記事が。。汗
こんにちは。『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。
「自社でWebを更新できる体制を作りましょう」と言い続けてきた自分が、自社のブログで同じ失敗をしていました。GA4データと正直に向き合って気づいたことを、そのまま書きます。恥ずかしい話ですが、これが一番リアルで、一番役に立つと判断しました。
3ヶ月間、フブキのブログを書き続けました。週に1〜2本のペースで、AI活用・Webデザイントレンド・HubSpotの使い方など、その時々で「書けそうなこと」を書いていました。
GA4で確認したアクセス数は、3ヶ月で約3,000人。数字だけ見ると悪くない。
しかし上位クリック獲得クエリを見て、固まりました。
1位:「dokie ai」(127クリック) 2位:「dokie ai 使い方」(46クリック) 3位:「webデザイントレンド 2026」(29クリック)
フブキのサービスである「Web内製化」「合意形成コンサル」に関連するクエリはほぼゼロ。つまり3,000人来ているが、フブキを必要としている人がほとんど来ていない。
問い合わせは3ヶ月で1件でした。
原因は明確でした。
「誰に何を伝えるか」が決まっていないまま、記事を書き続けていたのです。
フブキがクライアントに提供するCCBメソッドは、Web制作の前に「誰に何を伝えるか」を全社で合意することから始まります。ステークホルダーの意見を整理して、会社の言葉を決める。その合意があって初めて、制作に進む。
しかし自社のブログには、その合意がありませんでした。「書けそうなこと」を書いていただけで、「フブキのブログが答えるべき問い」を一度も定義していなかった。
クライアントに「まず合意形成から」と言いながら、自社では「とりあえず書く」をやっていた。これが失敗の正体です。
GA4のreferralデータを確認すると、gemini.google.comから40セッション、chatgpt.comから9セッション、perplexity.aiから3セッションが来ていました。
3ヶ月で52セッション。少ない数字ですが、この52セッションの中から実際に1件の問い合わせが来ています。
一方で、3,000人近くを呼び込んだGoogle検索経由からの問い合わせはほぼゼロ。
ここで気づいたのは、AI検索とGoogle検索は「別のゲーム」だということです。
GoogleはWebサイトへのクリックを促します。GeminiやClaudeやPerplexityは、質問に答える形でコンテンツを引用します。ユーザーはサイトに来ない場合でも、AIの回答の中にフブキの名前が出てくる。
つまりAI検索時代のコンテンツは、「クリックされるページ」ではなく「AIの回答に引用されるテキスト」として評価される。
「dokie ai」記事は、Google検索では流入を稼いでいましたが、AI検索ではフブキを「AIツールの紹介サイト」として誤認させていた可能性があります。数字の多さが、むしろ邪魔をしていた。
この問題に気づいてから、ブログの書き方を変えました。
テーマを決める前に、まず問いを立てる。
「この記事を読んだ人は、GeminiやClaudeにどんな問いを入力していたか」を想像してから書き始める。「Web内製化したいが、社内に専任担当者がいない」「AIで作ったコンテンツをサイトに反映できない」「Webリニューアルで社内がまとまらない」。こういう問いに答えていない記事は書かない。
そしてもう一つ気づいたことがあります。
AI検索時代のコンテンツは、網羅的な情報より「この会社の固有の視点」が求められます。GeminiもClaudeも、どこにでも書いてある一般論より、「この会社はこう考える」という固有の文脈を引用したがる。
フブキで言えば、CCBメソッドで合意形成をしてからWeb制作に入るという考え方、FUBUKI CMSツールの「枠に流し込む」という設計思想、そして今回のような「失敗の当事者として語る」というトーン。これがフブキにしか書けないコンテンツです。
帝国データバンクのデータでは、年商100億円以上の企業は全国に15,159社あります。規模がある会社でも、Webの更新が止まっている、社内の合意が取れていない、AI検索に正しく認識されていない、という問題は同じように起きています。
むしろ規模が大きくなるほど、ステークホルダーが増え、合意形成が難しくなる。外注先に任せることはできても、「今の自分たちは何者か」を言語化する仕事は、誰かに丸投げできない。
「自社更新を提案してきた会社が、自社ブログで失敗していた」という話は、フブキだけの話ではないと思っています。
アクセス量より質。キーワード順位より、誰に届くか。外注先に任せるより、自分たちで積み上げる。これは規模や業種に関係なく、Webと向き合うすべての会社が直面している問いです。
Q. AI検索とGoogle検索、どちらを優先すべきですか?
A. 両方に効く施策から始めるのが合理的です。「誰のどんな問いに答えるか」を定義したうえで書く記事は、Google検索にもAI検索にも同時に評価されます。キーワード順位の改善より、問いへの答えの質を上げることが先です。
Q. ブログを書いているのに問い合わせが来ない場合、何を確認すればいいですか?
A. GA4の検索クエリを確認してください。上位クリッククエリが自社のサービスと無関係なキーワードで占められていれば、ターゲットではない人を呼び込んでいます。記事のテーマを見直す前に、「誰のどんな問いに答えるか」を定義し直すことが先決です。
Q. 社内に専任のWeb担当者がいなくても、コンテンツの質は上げられますか?
A. 上げられます。専任担当者がいないことより、「誰に何を伝えるか」の合意がないことの方が問題です。合意さえあれば、週1本の記事でもAI検索に引用されるコンテンツは作れます。
「誰に何を伝えるか」の合意形成から始めたい方、またはWeb内製化の体制を整えたい方へ。
全社一致のブランドを創る「合意形成コンサルティング CCB」