── Cmd + Ctrl + Shift + 4
今日、メールの設定を3時間やった。
AIに画面を見せながら進めたので、スクリーンショットを何十枚も撮った。撮る、デスクトップに置かれる、それをドラッグして貼る。撮る、置かれる、ドラッグ。
30枚を超えたあたりで、さすがにおかしいと思った。
撮ってから貼るまで、何をしているか分解してみた。デスクトップに切り替える。さっき撮ったファイルを探す。ドラッグして貼る。そして溜まった .png を、あとでまとめて消す。
1枚あたり、ざっと5秒かかっている。
30枚/日 × 5秒 = 2分30秒/日
年間 約15時間
8時間勤務なら、約2営業日ぶん
ドラッグひとつで、1年にまる2日、誰にも頼まれていない仕事をしていた計算になる。
Macのスクショは ⇧⌘4 でファイルとして保存される。デスクトップに .png が積み上がっていく。
そのファイルを、私は一度も開かない。ドラッグして貼って、それきりだ。
つまりファイルを作る必要がない。クリップボードに直接入ればいい。
⌃ + ⇧ + ⌘ + 4
Cmd + Ctrl + Shift + 4 ── ファイルにならず、クリップボードに入る
Ctrl を足すだけ。これで撮ったものはファイルにならず、クリップボードに入る。あとは ⌘V で貼るだけ。
デスクトップは散らからない。ドラッグもしない。
指が4本必要で、しかも左手の小指と薬指が窮屈な位置にくる。1日に何十回も押すには向いていない。
だから変えた。
システム設定 → キーボード → キーボードショートカット → スクリーンショット
「画面のピクチャをクリップボードにコピー」と「選択部分のピクチャをクリップボードにコピー」。この2つのキー表示をダブルクリックして、好きなキーを押すだけで変わる。
私は全画面を ⇧⌘2 にした。
考え方は2つある。
ひとつは、空いている番号に寄せる。⇧⌘1 と ⇧⌘2 は標準では使われていないので、そこに入れると衝突しない。
もうひとつは、いま指が覚えている位置を、そのまま乗っ取る。
⇧⌘3 と ⇧⌘4(ファイル保存)を使っていないなら、それを無効にして、同じキーをクリップボード版に割り当ててしまう。指の動きは変わらないのに、挙動だけが変わる。
私は前者にしたが、後者のほうが移行コストはゼロだ。
Web制作を26年やっている。スクショは毎日撮ってきた。
それなのに、デスクトップを経由する運用をずっと続けていた。ファイルを作って、開かずに、ドラッグして、あとで消す。
変えるきっかけは、AIに画面を見せるようになったことだった。回数が10倍になって、初めて非効率が痛みとして見えた。
そして気づいてしまった。積もり積もって約400時間、営業日にして丸50日。私はドラッグだけで、2ヶ月半ぶんの勤務を溶かしてきた。
痛くならないと、直さない。
逆に言えば、いま痛くない部分にも、同じような無駄が埋まっている。
AIに画面を見せる機会は、これからもっと増える。1回5秒の無駄は、増えた回数のぶんだけ育っていく。
毎日くり返している「その5秒」、気をつけよう!
── と偉そうに書いたが、丸50日溶かした本人である。普通にアホだな。とほほ。