代表のAI徒然日記

AIに全幅の信頼を置くからこそできる、究極の「傾聴」。——フブキ流・新時代のコンサル作法

作成者: EIJI KAKUGAWA|Nov 22, 2025 12:11:01 AM

こんにちは、フブキの角川英治です。

AIの進化が止まりません。コンサルティング業界でも「AIを駆使していかに高度な戦略を立てるか」「いかにコンサルタント自身が賢くなるか」が議論されています。

もちろん、それも素晴らしい進化の一つです。

ですが、僕は今日、ここで全く別の宣言をしたいと思います。

AI時代、僕はあえて「のび太」になります。

もし、AIが四次元ポケットを持つ「ドラえもん」だとしたら、それを使う僕たち人間は、無理にドラえもんになろうとする必要はない。

むしろ、ドラえもん(AI)に全幅の信頼を寄せ、その能力に頼り切る「のび太」に徹することでしか、見えない景色があると思うのです。

 

「賢さ」はAIに任せる。僕は「心」に全振りする

誤解を恐れずに言えば、世界中のビッグデータや成功事例、論理的な最適解。これらを引き出す能力において、生身の人間はもうAIには敵いません。

ビジネスの「正解」や「アイデアの種」を出すのが得意なのは、僕ではなく、僕の隣にいるAI(ドラえもん)です。

では、AIという最強のパートナーを得た今、僕は何をするのか?

僕は、浮いた脳のリソースと時間のすべてを、**クライアントである皆様への「傾聴」**に注ぎ込みます。

これまでのコンサルタントが、資料作成や分析に使っていたエネルギーを、すべて「あなたと向き合うこと」に使うのです。

経営者の孤独な悩み、現場社員の言葉にならないモヤモヤ、組織に漂う諦めや熱気……。

そういった、データ化される前の、生々しい人間の感情や人生観。

それを全身全霊で聴き、受け止め、のび太くんのように一緒に悩み、時には一緒に泣く。

「賢いふり」はしません。AIがいるから、その必要がないのです。

その代わり、誰よりもあなたの隣に座り、あなたの言葉に耳を傾ける存在でありたいのです。

僕の役割は、AIとあなたの間の「Hub(ハブ)」になること

ただ話を聞くだけなら、友人と変わりません。ビジネスとしての価値は、ここからです。

僕が「のび太」として徹底的に傾聴し、吸い上げた皆様の「人生観」や「モチベーションの源泉」。

この、世界に一つしかない「ヒューマン・データ」を、AI(ドラえもん)に渡してチューニングするのが僕の役割です。

「AIよ、一般的にはこうかもしれない。でも、この会社の社長はこういう人生を歩んできて、社員たちは今、こんなことに熱くなっているんだ。それを踏まえた上で、最適な成長ストーリーはどうなる?」

そうやって問いかけることで、無機質なビッグデータは、初めて**「御社だけの体温を持った物語」**に変わります。

AIは、人間の感情を直接肌で感じることはできません。

だからこそ、僕が間に入り、Hub(結節点)となる。

僕が皆様の想いを深く理解すればするほど、AIから引き出される答えもまた、皆様の心に響くものになるのです。

 

AIを使いこなし、人の心を結ぶ「合意形成」

AIという「ドラえもん」の力を借りて、論理的な正解を導き出しながら、僕という「のび太」が皆様の心に寄り添い、納得感を作る。

論理(AI)と感情(人間)。

この両方が噛み合ったとき、組織は驚くべきスピードで成長を始めます。

このプロセスこそが、私たちフブキが提供する**「合意形成コンサルティング(CCB)」**の正体です。

他社のコンサルタントの方々が、AIを使ってよりスマートな提案をすることを目指すなら、僕はAIを使ってよりディープな「人間理解」を目指したい。

「角川さんは、なんだかんだ言って、結局一番話を聞いてくれるよね」

そう言っていただけることが、僕にとっての最大の褒め言葉です。

AIがいるからこそ、もっと人間らしく。

そんな新しいコンサルティングのカタチを、御社と一緒に作っていけたら幸いです。


徹底的な傾聴と、AIによる最適解の融合。

「答え」はAIが出す。
「想い」は僕が聴く。

フブキの合意形成コンサルティング(CCB) ▶