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マツダの2%ブランド戦略から学ぶブランド再構築の秘訣

 

昨年の記事ですが興味深い記事があったのでご紹介いたします。

マツダの好調を支える「2%戦略」その秘密

どのような内容かと5つのポイントで説明をすると

●価格競争で勝てなくなった日本ブランドも欧州ブランドのように長期的なブランド再構築が必須であること。

●他の高級ブランドにはない、価値や思想、キャクターから商品企画、販売現場に至るまで徹底することが選ばれるプレミアムブランドになる。

●マーケット主導型の開発ではなく、組織論・経営論までに及んだ改革が必要である。

●小さい規模で生き延びていくには、アイデンティティを確立し、生き様を自分たちで決め、戦略を実行することに尽きる。

●多くの人に支持をしてもらう必要はなく、世界シェアの2%を取りに行く。私はマツダが一番好きという人を満足させるブランドにする。

といった内容です。

出典元:引用ー現代ビジネス(講談社)

 

自分自身も車買い替えのタイミングに来ていたので道を走る車を色々見たりネットで情報を仕入れたりする中で、特に目を惹いたのがマツダのCXシリーズでした。


正直、今まではマツダの車って何があったっけ?くらいの認識しかなったんです。


そんな自分が、「今欲しい車は外車よりマツダのCXシリーズだ」と思えるほど強烈なインパクトでした。


ネット広告やCMも明らかに他のブランドと違った世界観を感じました。


※当社はマツダさんとの利害関係は一切ございません。


実際に販売ディーラーの担当者に話を聞いてみたところ、トヨタのアルファードをはじめとした人気のミニバン車をマツダは一切今後も販売していく予定はないとのこと。


販売ディーラーも店内が寂れていてヨレヨレスーツのおじさんが接客する所よりも少し遠くても、綺麗な店内で清潔感のある担当者が接客してくれるところの方を選びました。高い買い物をするので安心して買いたいのがユーザーの心理ですよね。

 

マツダは日本では大きい組織ではありますが、小さい組織でもスポット的なマーケティング施策ではなく


●価値やビジョンを明確にすること

●自分たちが喜んでもらいたいお客さんを明確に決めること

●販売戦略などを組織全体で共有すること。

 

これらを覚悟をもって徹底的に実行することで長期的に組織に利益をもたらすのではないかと考えます。

 

 

 

 

 

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