FUBUKI STAKEHOLDERS

社会課題を「電子部品」の力で解決するALTEX

圧倒的なネットワークを持つ企業が、目指すものとは

 

半導体を中心とした電子部品輸入販売商社として実績を積み上げてきたALTEX(アルテックス)。長年、東京都狛江市を拠点に多くの企業のニーズに応えてきた企業です。「社会課題解決コーディネート」を掲げ、次の時代へ進む同社の2代目社長峯岸 亜希子氏に話を聞きました。

深刻化する半導体不足、解決へと導く源泉とは?

 ――半導体不足が深刻化してますね。御社も奮闘していらっしゃると聞きましたが。

長年私たちは、仕入先とお客様それぞれの「買いたいもの」「売りたいもの」を融通し合える関係を構築してきました。

実はモノ自体は探せばどこかで見つかりますが、特に需要が高まると、良いものを見極めることが難しくなります。知見とノウハウが社内に蓄積され、信頼できるお客様からさらに信頼できるお客様へと繋がりもできました。今も取引がある企業は、確実に信頼のおける方々です。このネットワークが今、活きてきていますね。

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 ――電子部品輸入販売商社として、実績を積み上げてきたのですね。事業は現会長が30年ほど前に立ち上げたんですね。

始まりは半導体商社でしたが、お客様と取引するなか様々な相談を受けるようになりました。例えば、基盤に搭載されているメモリー、トランス、コネクター等の周辺部品も調達してほしい、といったご要望です。特に私たちは、創業5年目の90年代半ばには、中国・台湾メーカーと積極的に協業していました。

現在はお客様の設計に合うより適切な部品を紹介するなど、設計の段階から一歩踏み込んだご提案も行っています。

また最近は企画スタートに近い段階から協業することもあります。これは製品のゴールをイメージできないとの悩みを抱えるケースも多いためです。他にも電子部品の知見不足で、困りごとを解決するまでのロードマップが描けなかったり、そもそも、困っていること自体に気づいていない事例も見受けられます。

 ――「なんとなく課題感を持ちつつも、長年やってきた方法だから…」というのは、どの企業にもありますね。

課題を見つけ出し、一緒に改善するフェーズからお客様と協業するケースも出てきています。これが、私たちが掲げる「社会課題解決コーディネート」です。

厚底靴で事務所に行き、翌日から働くことに

 ――そもそも峯岸社長はどのような経緯で、この事業に携わるようになったのですか。

もともと海外で日本語を教える仕事に携わっていて、ビザの関係で一時帰国した際、アルテックスに出会いました。本格的に日本語教師として学ぶべく、学費を稼ぐために語学を活かせる仕事を探していたんです。

今では笑い話ですが、先代社長である現会長に「面接前にまずは一度遊びにおいで」と言われまして、言葉通りに普段着で伺いました。さすがに上下黒と服の色には気を使ったのですが、当時黒い靴と言えば流行っていた厚底の靴しか持っておらず。黒い厚底靴を履いていったことを覚えています(笑)。

前任の方がちょうど辞められるということで、その場で「明日から大丈夫?」と聞かれました。私もすぐ「大丈夫です」と答え、そこから23年です。ちなみに事務職の募集だったのですが入社後営業職の打診を受けました。その時も深く考えず「やります」と。営業の仕事も半導体の仕事も初めてでしたが、日々学び、なんとかやってきた次第です。

 ――フットワークが軽く、柔軟に対応する。峯岸社長の強みと会社の強みが一致していますね。

振り返ると直感で動くところなど、私と現会長は似ている部分も多いような気もします。

昨年夏に社長に就任しましたが、フットワークの軽さが買われたのかもしれませんね。私は次の社長になる人をどうサポートするかを考えていたため、驚きましたが。ただコロナ禍・アフターコロナにあっては、新しいことを考え続け、柔軟に対応できることが求められているようにも思えます。

熱源と温度差で発電できる技術

 ――新しいことといえば、この9月、東京理科大学らと協業の脱炭素プログラムがNEDOで採択されました。熱源との温度差で発電できる技術で、様々な分野で応用できそうですね。

例えば、工場には炉など熱源が数多くあるものの、そのほとんどは蒸気熱として排出されています。その廃棄蒸気の熱を電力に変換して、再利用する技術を2023年度までに確立します。2024年度以降に実証試験を行い、2030年を目処に本格的な普及を目指します(写真は協業先の株式会社白山が開発中の熱電発電モジュール)

白山開発中熱電発電モジュール

世の中に沢山熱源は存在するので、あらゆる場面で無駄な熱源を電気に変えられる仕組みを構築したいですね。

 ――社会課題解決に向け技術を社会実装する取り組みは、高度なプロセスです。

当社にとっても新たなチャレンジです。ただ、業界をリードするような企業の多くは、社会課題解決に着目していると実感しています。私たちも同じ志向をもつお客様とともに事業を進めていければと思っています。

理科大の先生らとは地球環境に対する危機感と課題解決に向けた意気込みを共有しています。簡単なことではありませんが、知見を持ち寄りできる限りの挑戦をし、世の中に何か残していきたいです。

社会課題の解決は、私たちだけでは実現できません。半導体という強みを持つ当社ですが、商社としてソリューションを提供するだけでなく、こうした分野でも新たなステークホルダーと協業していければと思っています。


フブキについて

 ――出会いは?

営業メールです。他社と違ったタイトルに、思わずメールを読んだんです。ちょうどリニューアルも考えていたタイミングでもありましたし、お願いしようと思いました。

 ――ホームページ制作の感想は?

「社会課題解決コーディネイト」。これはフブキさんのフブキさんのコンサルティングで気づいた、私たちの強みなんです。セールスエンジニアからあがった視点でしたが、こうした社内の声を強みとして掬い上げる機会が得られたのは、とても良いことでした。


ALTEX LOGO
株式会社アルテックス(ALTEX Corporation)

〒201-0012 東京都狛江市中和泉2-10-1 ポケットビル1F,3F

最先端技術に基づく電子部品の輸入・販売及び技術サポート

https://www.altexcorp.co.jp/

 

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