こんにちは。フブキの角川です。
今、私たちは大きな時代の変わり目にいます。
生成AIの進化は留まることを知らず、2027年には社会のインフラとして完全に根付くと言われています。
綺麗な文章、整ったデザイン、ミスのないコード。これらはもう、AIが「0円・0.1秒」で生成する時代です。
世界中のあらゆるアウトプットが、効率的で、無駄がなく、失敗のない「正解」へと収束していく。
つまり、世界が猛烈なスピードで「平均化(コモディティ化)」していくのが、これからの未来です。
そんな時代において、私たち人間が経営する企業は、どう生き残ればいいのでしょうか。
「非合理」という名の武器
AIが得意なのは「合理的な正解」です。
しかし、私たち人間が心を動かされるのは、いつだって「効率」ではありません。
「無駄だとわかっていても、こだわらずにはいられない情熱」や「説明のつかない美学」にこそ、人は惹かれます。
だからこそ、私は断言します。
これからの経営に必要なのは、AIが絶対に選ばない「非合理な偏愛」を実装することです。
私たちが20年以上掲げてきた「らしさに戦略を」という言葉。
これは決して古くなっていません。むしろ、このAI全盛期において、その価値は「希少価値の塊」へと変貌しました。
他社と同じ「正解」ではなく、御社だけの「偏り(ノイズ)」を、あえて残すこと。
それこそが、2027年における「ブランド」の正体だからです。
なぜ今、「合意形成」なのか
しかし、経営者がどれだけ鋭い「美学」や「哲学」を持っていても、それが組織全体に浸透していなければ、AIが弾き出す「平均的なアウトプット」に負けてしまいます。
組織の中で「まあ、このくらいでいいか」という妥協が生まれた瞬間、その企業の「らしさ」は死にます。
だからこそ、2026年の今、私たちフブキは改めて**「合意形成」**の重要性を問いたいのです。
ただし、私たちが提供する合意形成は、これまでの「みんなの意見を足して割る(妥協する)」ためのものではありません。
「合理的ではないが、我々はこれが好きだ」という、組織としての「覚悟」を決めるためのプロセスです。
これを私たちは、これからの時代の言葉で**『組織調律(Organizational Tuning)』**と呼ぶことにしました。
企業純度を「調律」する
経営者は、オーケストラの指揮者のようなものです。
そして社員一人ひとりや、導入するAIツールは、それぞれ異なる音を出す楽器です。
放置すれば、そこには不協和音が生まれます。あるいは、AIによって「どこにでもある単調な音」に上書きされてしまうかもしれません。
私たちフブキの新しい役割は、御社の**「調律師(チューナー)」**になることです。
経営者の頭の中にある「純度の高い哲学」という音を拾い上げ、
ノイズを取り除き、
組織の末端まで、その音が美しく響き渡るようにチューニングを行う。
Webサイトを作るのも、HubSpotを導入するのも、すべてはこの「調律」の結果としてあるべきものです。
戦略に、体温を。
2027年、AIは私たちに「賢い答え」をくれるでしょう。
でも、「我々らしい答え」を出せるのは、人間である私たちだけです。
「AIが弾き出した正解が、どうもつまらない」
そう感じている経営者の皆様。
あなたの頭の中にある「美しい非合理」を、ビジネスとして成立させるための参謀として、フブキを使ってください。
私たちは、御社の純度を極限まで高め、世の中に唯一無二の音を響かせる準備ができています。
「正解」からの脱却。
そして、自らの「らしさ」の体現と言語化へ。
そのための第一歩として、まずは膝を突き合わせ、組織の音を合わせる「セッション(合意形成)」から始めませんか。
フブキが提唱する、独自メソッドの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.fubuki.com/ccb/
株式会社フブキ
代表取締役 角川