『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。
【結論から申し上げます。】 「一生懸命作っているのに、なぜか社内の評価がバラバラ……」。Web制作において最も恐ろしいのは、技術の不足ではなく「目的の不一致」です。プロジェクトを成功させる鍵は、制作技術以前の『合意形成』にあります。経営層のビジョンと現場のリアリティをどう繋ぎ、一つの正解を導き出すべきか。その具体的な手法を紐解いていきましょう。
豪華なデザインよりも先に「北極星」を決めているか
Webサイトのリニューアルが始まると、多くの企業で「デザインの好み」のぶつかり合いが発生します。経営層は「もっと先進的に」と言い、営業現場は「使いやすさが第一」と主張し、マーケターは「CVRを上げたい」と数字を追う。
このバラバラな意見を、制作会社が「いい感じ」にまとめることなど不可能です。なぜなら、そこには「このサイトで何を成し遂げるのか」という全社的な**合意(コンセンサス)**が欠落しているからです。
私たちはこれを「ノイズ」の整理から始めます。単なる妥協案を探るのではなく、全員が「これこそが自分たちの目指すべき姿だ」と確信できる北極星を見つけ出す作業。それがフブキの提供するプロの技術論の第一歩です。
ワークショップは「儀式」ではなく、意思決定の「インフラ」である
フブキが提唱する独自メソッド**『CCB(Corporate Consensus Builder)』**では、制作に入る前に徹底的なワークショップを行います。
よくある「意見を聞くだけ」のヒアリングとは一線を画します。経営層の抽象的なビジョンを解体し、現場の切実な課題と接続させる。時には相反する意見をあえて衝突させ、その火花の中から「企業としての本質的な強み」を抽出します。
これらをテーブルの上に並べ、客観的なデータとプロの視点で「優先順位」を付けていく。このプロセスを経て決まった方針は、もはや誰の「個人的な意見」でもなくなります。それが、プロジェクトを停滞させない最強の推進力となるのです。
「合意」があれば、Webサイトは勝手に強くなる
合意形成がなされたプロジェクトでは、制作過程での迷いが消えます。
「このキャッチコピーは、あのワークショップで決めたブランドパーソナリティに沿っているか?」 「この機能は、現場の課題解決に直結しているか?」
すべての判断基準が明確になるため、スピード感が劇的に向上します。また、全社一致で作り上げたサイトは、公開後の「運用」に対する現場の熱量も変わります。自分たちが策定に関わったからこそ、自社サイトを「自分たちの武器」として使い倒す文化が醸成されるのです。
リブランディングやDXの推進は、単なるツールの導入ではありません。組織が一つの方向を向くための、壮大な「合意形成」の旅なのです。
サービスのご案内
全社一致のブランドを創る「合意形成コンサルティング CCB」 Web制作前に全社合意を形成する独自メソッド『CCB』。ワークショップ形式で経営層と現場の意見を統合し、ステークホルダーごとの最適解を導き出します。単なる制作を超え、企業成長に直結する真のブランディングを実現します。