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【社内座談会】フブキがHubSpot CMSを推す理由

フブキのサイトはHubSpot CMSで制作しています。他にもメルマガ発信やお客様の情報管理まで一括でHubSpotを活用し、IT導入補助金でも「HubSpot CRM」の導入を支援しています。つまりタイトルにもあるように「推している」のですが、HubSpotだけでなくWord PressやMovable Typeでサイトを制作するケースも非常に多いのが実情です(むしろそちらのほうが多いくらいです)。CMSは使わず静的ページというケースも多いです。今回は改めて「なぜ推しているのか」について、社内で冷静に話し合いをしてみました。

さかのぼること数年前…

スタッフA:今回はフブキがHubSpotを推す理由ということで、代表の角川と社内スタッフに集まってもらいました。ふと「私たちがそこまで推す理由って何だろ?」と立ち止まって考えてみるとふわっとしていることがわかり、改めて考えてみようと。

スタッフB:そもそも角川さんは「俺はあんまり特定の製品を担がないけど、HubSpotはいいと思った」ってよく話されていますよね。

実際、クライアントのサイト運営を担いつつ、フブキのサイトも更新していると「HubSpotって他のCMSー例えばWordPressより使いやすいし、いいじゃん」って思うんです。ただ「肌感」としてしか共有できてなくて。

角川:きっかけを思い出すと…、4年くらい前かな?急に複数のクライアントから「HubSpotでサイト作ってもらえませんか?」って続けざまに言われて。実はHubSpotがリリースされた時にざっと目を通していたんだけど、久しぶりに触ってみたらHubSpot CMSの使い勝手がめちゃくちゃ良くなっていて驚いたと。

申し訳ないんだけど、正直最初はMAツールの付属品というか、LP制作のおまけみたいな機能っての印象で。でも、テンプレートとモジュール化が非常に良くなっていて。フブキで使いやすいモジュールをつくりそれを組み合わせることで、工数はめちゃくちゃ減るし、お客さんも使いやすいしこれは良いなと思ったんだよね。

ただHubSpotはどんな企業に対しても、その強みを発揮するわけじゃない。圧倒的な良さもあるし、苦手なところもある。

特定のパターンでは大きな強みを発揮する

スタッフB:Hubspotの担当者と話をした際には「セキュリティ面」「簡単に更新ができる」「SEO」辺りがでてきました。ただ、MAツールなので、一番大きいのは「パーソナライズができること」じゃないかという話になったんですよね。

角川:確かに、特定のお客様がページを見た瞬間にアラートが飛んでくるとか、一度接点を持った人の情報がマイニングできるというのは、特筆すべきことだよね。

例えばニッチだけど単価の高い製品を作っているA社とか。「この人資料ダウンロードした」とか、マイニングできたら営業活動としては役立つと思う。ただ、扱っているアイテム数が数千とかになってくると難しいけど「受注までの期間が長くて、製品数もそんなに多くはなく、ある程度単価が高いBtoB企業」は、HubSpot CMSはハマるんじゃないかな?と思うよ。

スタッフB:あーたしかに。

角川:あと昔、「自社システムの導入事例・実績のどのページを見たかを知って、お客さんにプレゼンをしたい」って要望があったよね。確かにそういう使い方をしたいってクライアントは思う。

そうは言いつつも、その会社は王道のシステムがあるから、そこまで受注率が変わるかっていうとそうでもなかったりしそうだけどね。

スタッフA:また身も蓋もないことを 笑。

WordPressと比べると…

角川:いや、つまりHubSpotの担当者もフブキも「ユーザーは、パーソナライズに対する期待値が高い」って認識を持っているのは一致している。ただ「パーソナライズ」って考え方をそもそもどれだけの人が知っているかってのも疑問じゃない?

あー、そうそう、急に思い出した!「これからはMAの時代だ!」っていう機運が高まって。取り入れたきっかけは、申し訳ないけど「MAとCMSが一緒になっていると、お客さんの期待値があがるな?」ってとこだったんだ。

スタッフA:ということは、事実上はWordPressの方が良いということですか?

角川:正直、CMSとしての拡張性はWordPressのほうが高いと思っている。

スタッフB:そこについては、ちょっと言いたいことがあって。私、セキュリティの部分に関しては、HubSpotはピカイチだと思っているんです。

あとはブログの単語数とかタグを見てくれるとか、SEOに関するサジェスト機能とかもいいと思うんです。これは、セキュリティにも関わってくるんですけど、WordPressでも、SEOに関するプラグインはあります。でも、プラグインを入れるということはセキュリティリスクが高まる

そういう「全体感」で見るとHubSpotのセキュリティレベルの高さは頭一つ抜けているんじゃないかな?と思っています。

トータルで見ると強いのがHubSpot

角川:HubSpot CMS単体の価値ってなんなの?というと正直回答しづらいところではある。ネガティブな意味でなく「完全にこれ一つでしょ!」という理由はないのかもしれないよね。

つまり統合ツールとして強いと。

スタッフB:やっぱりMAツールが基本なので「管理の一元化ができる」ということ、それから、サーバー管理などはしなくて良いというセキュリティの利点。それから、個人的にはGDPRが標準装備されているのも、知られてないけど大きなメリットだと思うんですよ。

で簡易に作れる、つまり「フブキモジュールがある」ってのは、フブキの作り方の話なんで。

「制作会社の方!お見積りお待ちしています!」

角川:そういう意味では、同業者、つまりWeb制作会社に対して結構メリットあるんじゃない?お客さんから急に「HubSpotでサイト作って」って言われて、困ってる会社は多い印象がある。HubSpot CMSのフブキモジュールもそうだけど、工数が莫大にならないようにコントロールしながらHubSpotでサイトを構築できるノウハウってフブキの強みだと思うんだよね。

ということで、制作会社の方、お見積りお待ちしています! 笑

スタッフA:そうそう、HubSpotモジュールをパッケージとして売るとか考えてないので、お待ちしています!

角川:あと、フブキの強みとしては、HubSpotを使いこなしているからこそ、「こういうケースはHubSpotで、こういうケースはWordPress(もしくはMovable Type)で」というジャッジができるってのはあるかも。

お客様の状況を聞いたら大体わかるじゃない?どんなCMSがいいかとかさ。

スタッフB:お客様の使い方をヒアリングした後、HubSpotならこれができるっていうのは、提案できますね。

角川:フブキはサイト制作だけでなく、PRなんかもやってて、統合ツールとしてHubSpotを使い倒している。だから、HubSpot CMSのどこが強いかもわかるし、WordPressやMovable Typeの良さもわかる。

つまり単に推している、つまりパッケージとして誰に対してもHubSpotを売るわけじゃない。強みもそうでない点もわかったうえで、「最適なお客様に、HubSpotを推していける」っていう点が、フブキがHubSpotを推す理由なんじゃないかな?

記事まとめ

  • HubSpot CMS の強みを細かく言うと「セキュリティ」「更新しやすさ」「SEOに強い」
  • 何よりも大きのは「パーソナライズできること」」
  • MA含む統合ツールとして強い
  • ハマる企業にはハマる(大きな効力を発揮する
  • 拡張性などWPの方が強い分野もあり、すべてのケースに有効なツールなのではない
  • ケースバイケースで、その辺のフブキは最適なアドバイスできます。ご相談お待ちしてます。

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