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【SEO便利機能】HubSpotCMSを活用する

HubSpotには様々なSEOに係る機能が搭載されています。WordPressでいえば「All in One SEO」「Yoast SEO」といった最適化をサジェストするプラグインを入れ管理することに近いものです。「だったらどちらでも良いんじゃない?」と考えがちですが、プラグインを入れることはCMSのセキュリテイリスクを高めることにも繋がります。

リスクを回避しながらSEOツールを活用できるのがHubSpot CMSの強みと言えるでしょう。今回は、コンテンツ設計に使える機能を紹介します。

「小手先テクニックがきかない」必要なのは編集力

近年サイトの価値向上には「必要な情報が網羅されているか」「その情報が読んだ人にとって、本当に役立つものであるか」がますます重要になっています。印象としては「小手先のテクニックが効かない」といったところでしょうか。つまり意図を持って適切に編集された情報群、いわば雑誌や本などのように章立てがきっちりしてることが大きな価値となるということです。

ネタを集めまっとうにコンテンツ構成を考え、上げ続けることがますます重要になっています。必要となるのが、コンテンツの構成を考えて管理していくことです。今回ご紹介するツールはこうした作業をアシストするものです。

メディア運営・編集なんてやったことないし…

ネタを集め統合的なコンテンツに落とし込むといった作業は、メディア運営を経験した人でなければ時間がかかります。

まず必要なのは業界に関する分野・専門的な分野に関するトピックスやキーワードを調査・整理すること。それらのトピックスを構造化しコンテンツを制作していきます。なお、検索エンジンがwebサイトの内容を認識する際も構造化されたデータは役立ちます。つまりこの作業は長期的にサイトのパフォーマンスを向上させます。

明確に定義されたトピックスやサブトピックスに基づいてコンテンツを制作することは、Googleなどの検索エンジンによるインデックス作成の正確度を向上させます。なお検索エンジンは、コンテンツ、タイトル、メタ説明、ハイパーリンクなどの中にあるキーワード語句も分析します。

コンテンツを整理して管理できる便利ツール!

今回紹介するのは「SEO」のメニューです。HubSpotの上位プランで使用することができます。マップの中央に核となるコンテンツを配し、その周りにサブコンテンツを配することで管理します。

HubSpotSE0

オンラインコンテンツの構造を定義するために、まずは専門分野を要約するものとなる少数の主要トピックを特定します。今回は例として「SEO」を設定したと仮定しています。

コンテンツの構造化方法を定義するため、各トピックに次の項目を含めます。

・メイントピックのためのウェブサイト上の1つのメインピラー(中心)ページ。 
・特定のサブトピックキーワードに関して書かれたページやブログ記事へのリンク。なお、サブトピックキーワードのコンテンツには、ピラーページへのリンクも含める。
・トピックのピラーページとサブトピックコンテンツは、HubSpotでホスティングされるページまたはブログ記事か、またはHubSpot外でホスティングされるページのURLとする。

なお、ページ間のこれらの内部リンクは、検索エンジンがウェブサイトの内容や各ページの重要度を認識する助けとなります。 

「検索順位」や「ランクイン難易度」もわかる

なお、トピックを作成する際に、トピックフレーズの人気度を確認したり、Google検索結果でそのフレーズランキング入りするのがどの程度難しいかを確認したりできます。

方法は簡単。テキストフィールドにトピックを入力し、このトピックのSEO測定指標を分析するため、[追加]をクリック。トピックの月間検索数と難易度の検証指標を確認し、推奨されるトピックと比較します。なお、左上の[国]ドロップダウンメニューをクリックし、別の場所での結果も分析・比較できます。

また「サブトピックキーワード調査」を活用することで、サブトピックに適したキーワードを探すことも可能です。サブトピックキーワードの平均月間検索の指標が表示され、類似したサブトピックキーワードの一覧を確認できます。

なお、各トピックまたはサブトピックキーワードに添付できるのは1つのコンテンツのみであることは注意して下さい。同じサブトピックキーワードに対応するページが2つある場合、その両方とも検索結果の順位が低下することになります。

もちろん、既存のHubSpotブログ記事、ランディングページまたはウェブサイトページを整理することも可能です。企業ブログ運営チームメンバーが、ネタをメモしたりコンテンツを管理する場としても活用できそうです。HubSpot CMSで、より良いコンテンツ群の制作をしてみませんか。

 

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