1. Google 広告コンバージョンとは？
Google 広告コンバージョンは、ユーザーが広告をクリックした後の行動を追跡し、これを効果的に分析するためのツールです。例えば、ユーザーが商品を購入した、アプリをダウンロードした、またはニュースレターにサインアップしたなどの行動を「コンバージョン」としてカウントします。
2. 事前準備
Google 広告のコンバージョン測定の設定に進む前に、Google 広告ヘルプセンターを参照して、機能の詳細を理解しておくことをおすすめします。
3. 設定手順
a) Google 広告アカウントの設定
- Google 広告アカウントにログインします。
- [ツールと設定] > [コンバージョン] の順にクリックし、[コンバージョン アクション] を開きます。
- 使用するコンバージョンの名前を [コンバージョン アクション] 列から選択し、[タグを設定する] タブを展開します。
- Google タグ マネージャーのカードを選択して、コンバージョン ID とコンバージョン ラベルをコピーします。
b) Google タグマネージャーでの設定
- タグマネージャーにログインし、ホーム画面で [新しいタグ] をクリックします。
- [タグの設定] に進み、[Google 広告コンバージョン トラッキング] を選択します。
- 必須のコンバージョン ID とコンバージョン ラベルのフィールドに先ほどコピーした情報をペーストします。必要に応じて、コンバージョン値やトランザクション ID、通貨コードも追加します。
- [トリガー] セクションで、タグを配信するタイミングを指定するトリガーを設定します。
- 最後に[保存]をクリックして、タグの設定を完了します。
4. 具体的事例
事例1：オンラインショップのコンバージョン追跡 オンラインショップでは、商品の購入が最も重要なコンバージョンです。この場合、購入完了ページにタグを設定することで、広告からの購入を効果的に追跡することができます。
事例2：アプリのダウンロード追跡 アプリ広告キャンペーンの場合、アプリのダウンロード完了ページやアプリ内の特定のアクションをコンバージョンとして設定することが一般的です。
5. 最終確認と公開
タグの設定が完了したら、[プレビュー] モードで設定を確認しましょう。すべてが正しく動作していることを確認したら、変更内容を公開します。
6. 注意点
ウェブブラウザの最適な互換性を保つため、必ずコンバージョン リンカーが有効になっていることを確認してください。
7. まとめ
Google 広告コンバージョンタグを使用することで、マーケティング活動のROIを効果的に計測することができます。タグマネージャーを使用して正確に設定を行い、キャンペーンの効果を最大化しましょう。この手順に従えば、Google 広告コンバージョンの追跡を簡単に設定することができます。定期的にデータを確認し、最適化の機会を逃さないようにしましょう。
Googleタグマネージャー（GTM）未導入の方、活用でお困りの方がいらっしゃいましたら、お見積もり即時対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
＞＞＞GTM導入・活用をご検討の方はこちら