Fubuki Journal

2026年、「AIで効率化」だけでは勝てない理由。LOOP MARKETINGを回す「熱源」と「速度」の話。

2025年12月10日

こんにちは、フブキ代表の角川英治です。

AIは完全に実務に溶け込みました。

どの企業も、AIで市場を分析し、AIでコピーを書き、AIで広告を最適化しています。

しかし、不思議ではありませんか?

全員が同じように「最適化」されたツールを使っているのに、なぜ「圧倒的に勝つ企業」と「埋もれていく企業」の差は、以前よりも開いているのでしょうか。

その答えは、HubSpotなどが提唱する**「LOOP MARKETING(ループ・マーケティング)」**の、ある重要なプロセスに隠されています。

今回は、AI時代だからこそ価値を増す「人間による合意形成」と、それを加速させる「最強のツール」についてお話しします。

1. AIは「らしさ」を作れない。LOOP MARKETINGの落とし穴

LOOP MARKETINGは、「EXPRESS(表現)」「TAILOR(個別化)」「AMPLIFY(増幅)」「EVOLVE(進化)」の4つを循環させるモデルです。

多くの企業は、AIが得意な「個別化」や「増幅」にばかり目を向けます。

しかし、ループの最初の起点である**「EXPRESS(表現)」**が弱ければ、その後の工程はすべて無駄になります。

「自社の強みがわからない」「競合との差別化ができない」

そう悩む担当者がAIに答えを求めても、返ってくるのは「Web上の平均値」だけです。

平均的な言葉を、どれだけAIで拡散しても、顧客の心には届きません。

だからこそ、私たちは20年間、この言葉を掲げ続けてきました。

「らしさに戦略を。」

このキャッチコピーは、単なる飾りではありません。

企業の中に眠っているドロドロとした情熱や、創業からのDNA、現場のこだわりといった**「独自のらしさ」を見つけ出し、それを市場で勝つための「戦略」**へと磨き上げる。

このプロセスだけは、2026年の今も、AIには代替できません。これこそがLOOPを回すための唯一の「熱源」なのです。

2. 「熱源」を掘り起こす:CCB(合意形成コンサル)

では、どうやってその「らしさ」を定義するのか。

社内で議論しても、こんな声が聞こえてきませんか?

  • 「経営層と現場で温度差がある」

  • 「リブランディングの進め方がわからない」

  • 「部署の壁を超えてプロジェクトが進まない」

こうした組織の分断を埋めるのが、フブキ独自の**『CCB(コーポレート・コンセンサス・ビルダー)』**です。

CCBは、Webサイトを作る前の「対話」に徹底的に時間をかけます。

バラバラだった各部署のベクトルを一つに束ね、「私たちが社会にEXPRESS(表現)すべきことはこれだ!」という強固な合意を形成する。

20年前から「らしさ」に向き合ってきた私たちだからこそできる、企業の深層心理へのアプローチ。

これがあるからこそ、LOOP MARKETINGは「他社の真似」ではなく「唯一無二のブランド」として回り始めるのです。

▶︎ 社内合意形成コンサルティング(CCB)の詳細はこちら

https://www.fubuki.com/ccb/

3. 「速度」を最大化する:FUBUKI CMSツール

「熱源(EXPRESS)」が定まったら、次はそれを冷めないうちに顧客へ届ける「速度」が必要です。

しかし、多くの現場では**「Web更新の手間」**がボトルネックになっています。

  • 「簡単な修正なのに見積もりが高い」

  • 「オウンドメディアの更新が続かない」

  • 「タイムリーな情報発信ができない」

この課題を解決するために開発されたのが、HubSpotを基盤とした**『FUBUKI CMSツール』**です。

「プロが作ったデザイン」なのに、「パワーポイント感覚で触れる」。

この矛盾を解決したツールこそが、LOOP MARKETINGの回転速度を劇的に上げます。

思いついたその瞬間に、自社の言葉で、自社の「らしさ」を発信する。

外部ベンダーを通さない「完全な内製化」こそが、2026年のマーケティングにおける最強のスピードです。

▶︎ 自ら追加更新できるWeb構築パッケージ(FUBUKI CMS)

https://www.fubuki.com/fm/

FUBUKI CMSとCCB導入の料金はいくらですか?

ここまで読んで、「導入したいが予算が合うか心配」という方もいらっしゃるでしょう。

結論、[具体的な金額]円(税別)からです。

※上記は初期導入費の目安です。貴社の課題に合わせて最適なプランをご提示します。

「高い」と感じましたか?

しかし、想像してみてください。制作会社に払い続ける修正費用、社内調整で空費される会議の時間、そして何より「スピード負けして失う機会損失」。

これらを総合的に考えれば、この投資がどれほど合理的か、経営判断のできる方ならご理解いただけるはずです。

結論:「らしさ」を武器に、誰よりも速く。

2026年、ツールはコモディティ化しました。

だからこそ、**「何を語るか(CCBによるEXPRESSの定義)」と、「どれだけ速く動くか(FUBUKI CMSによる内製化)」**の2点だけで勝負が決まります。

フブキは、システム会社ではありません。

20年前から企業の「らしさ」に向き合い、「戦略」を授けてきたパートナーです。

あなたの会社のLOOPを、私たちと一緒に回し始めませんか?


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