『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。
【結論から申し上げます。】
Webサイトのリニューアルにおいて、情報システム部門から「クラウドやSaaSはセキュリティが不安だ」という懸念を示されたことはありませんか?実は、現代のサイバー攻撃の高度化を鑑みると、自社でパッチを当て続けるオンプレミス環境よりも、AWSなどの世界標準のインフラや、堅牢なSaaS型CMSを利用する方が圧倒的に低リスクです。本記事では、情シス担当者が真に懸念しているポイントを整理し、専門的な知見から「なぜクラウドの方が安全と言い切れるのか」その技術的根拠を具体的に解説します。
「守り」のプロほど、自前主義の限界を知っている
情シス部門が慎重になるのは、万が一の漏洩時に「責任の所在」が不明確になることを恐れているからです。しかし、現実は残酷です。OSの脆弱性対応、ミドルウェアの更新、WAFの運用……これらを自社のリソースだけで24時間365日完璧にこなすのは、もはや「ノイズ」の多い非効率な業務と言わざるを得ません。
説得に必要なのは、**「責任共有モデル」**という概念を共通言語にすることです。
クラウド・SaaSが安全な3つの具体的理由
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世界最強のセキュリティチームを味方につける AWS(Amazon Web Services)は、一企業では到底不可能なレベルの金額をセキュリティ投資に充てています。物理的なデータセンターの防衛から、DDoS攻撃対策まで、世界トップクラスのエンジニアが24時間監視している環境を「借りる」ことができるのです。
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「内製化」と「自動アップデート」の技術的メリット SaaS型CMSの最大の利点は、プラットフォーム側でセキュリティアップデートが完結することです。脆弱性が発見された際、自社で作業することなくシステム全体に修正が適用されるスピード感は、オンプレミスでは不可能です。
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「多層防御」の標準装備 専門知識不要で導入できるSaaSパッケージには、最初からWAF(Web Application Firewall)やSSL、不正アクセス検知が組み込まれています。これらを個別に設計・構築するコストとリスクを考えれば、どちらが合理的かは明白です。
「内製化」こそがセキュリティを強固にする
フブキが提唱するのは、ただ外注先に丸投げするのではなく、自社でコントロールできる範囲を広げる**「Webサイト内製化」**の視点です。
例えば、HubSpotのような世界基準のプラットフォームを基盤にし、フブキ独自のモジュール設計を組み合わせることで、「デザインの自由度」と「システムの堅牢性」を両立させることが可能です。情シス部門に対しては、「自分たちが保守に追われるのではなく、プラットフォームの安全性に乗り、コンテンツ管理に集中できる体制を作る」というメリットを提示すべきです。
結論:セキュリティは「何を使うか」より「どう管理するか」
情シス部門との対立を避けるには、彼らを「ゲートキーパー(門番)」ではなく、プロジェクトの「共同守護者」として巻き込むことが不可欠です。クラウドの安全性を論理的に説明し、運用負荷を下げつつ、いかに強固な守りを固めるか。この技術論こそが、DX推進の鍵となります。
関連サービス:HubSpot Content Hub + FUBUKI CMSツール Webサイト内製化構築パッケージ (FM)
HubSpotを基盤としたWeb内製化ツール。専門知識不要で、テキストと画像を流し込むだけでプロ品質のページを作成可能です。デザイン崩れを防ぐモジュール設計により、外注コストを大幅に削減し、スピーディーで安全な情報発信体制を構築します。