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【HubSpot】セキュリティとプライバシー保護・管理統制について

HubSpotは基本的なセキュリティ機能を有しており、それぞれについて必要な情報を開示しています。一般的なSaaSのなかでも、HubSpotのセキュリティは折り紙付きです。もちろんWordPressと比しても格段の違いがあります。今回はHubSpotのセキュリティポリシーについて、改めて概要を紹介いたします。

HubSpotは、顧客データを保護するために、さまざまなセキュリティ対策を講じています。

セキュリティ

標準SSL証明書

標準SSLを使用して、HubSpotでホスティングされる全てのコンテンツやリード(見込み客)のデータを保護します。SSLを使用すると、訪問者が安心してウェブサイトにアクセスできるようになるだけでなく、検索順位の上昇も期待できます。

シングルサインオン(SSO)

ユーザーが1つのIDとパスワードでHubSpotをはじめ複数のツールにアクセスできるようにすることで、ログインの手間が減らせると同時に、セキュリティーやアクセス権管理を強化できます。

2要素認証

2要素認証(2FA)を有効にすると、ログイン時にもう1つのデバイス(スマートフォンなど)を使った認証を必須にすることができます。

カスタムのドメインセキュリティー設定

外部訪問者によるウェブサイトへのアクセス方法を指定することで、ITチームはHubSpotでホスティングしているコンテンツのセキュリティーを管理して、最大限に保護できます。

ページのパスワード保護

ウェブサイトページやランディングページをパスワードで保護することで、特定のページのコンテンツを表示できるユーザーを限定できます。

アクセス権設定

訪問者にユーザー名とパスワードを使用したログインを必須ステップとして要求することで、HubSpotでホスティングされている特定のウェブページ、ランディングページ、ブログコンテンツへのアクセスを制限できます。

プライバシー

GDPRに準拠した削除

コンタクトの情報を完全に削除するとともに、誤った再作成を防ぎます。

法的根拠に基づく処理

配信登録の設定を刷新し、同意を含む「情報伝達のための法的根拠」を簡単に把握できるようになりました。オプトイン、オプトアウトの両方の状態をHubSpotで追跡できます。

同意とCookie

Cookieのトラッキングに訪問者が同意したかどうかを記録できます。また、ウェブページや地域のニーズに応じて、異なる同意バナーを使用できます。

管理と統制

フィールドレベルの権限管理

チームの効率を維持し、データベースをクリーンな状態に保つために、特定のプロパティーの編集権限を一部のユーザーに対して無効化できます。

ユーザーロール

アカウントを使用する各チームメンバーに、それぞれの機能へのアクセス権を適切に設定できます。

チームの階層化

事業運営のニーズに合わせて、チーム、地域、事業部門、ブランドごとにユーザーを複数のレベルに分けて整理できます。

パーティション化

各チームが関連するコンテンツのみを閲覧し編集できるように、役職や地域などに基づいてブログ記事、ウェブページ、Eメール、フォーム、CTA、リスト、ワークフローに対するアクセス権をチームごとに変更できます。

管理ツール

権限設定、パーティション化以外に、エクスポート権限なども管理できます。

データ同期

HubSpotとさまざまな人気のサードパーティーアプリの間で、双方向のデータ同期を自動的に実行できます。一部のHubSpot製の連携機能のみサポートされています。

 

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