FUBUKI BLOG

中小企業向けSDGs支援サービス Interview Part.1

 
これから始動する株式会社フブキの「中小企業向けSDGsサービス」。中小企業が自社事業を自然な形でSDGsに活かしていくメリットと、その先にある企業価値創出の可能性について、株式会社フブキ 代表取締役の角川英治氏とサービスパートナーの泉貴嗣氏が2回に分けて語り合います。



株式会社フブキ 代表取締役 角川英治

1999年、株式会社フブキ創業。WEB制作会社としてスタート。現在、BtoB中小企業に特化したリブランディング戦略コンサルCCB(コーポレート・コンセンサス・ビルダー)を中心にWEBをはじめとするコンテンツ制作全般、広報支援、Hubspotを使ったPR運営のサポートなど、ビジネスコミュニケーションに関わるサービスを一気通貫でクライアントに提供。

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コンサルタント 泉貴嗣

CSR(企業の社会的責任)エバンジェリスト、第一カッター興業㈱(東証1716)監査役、公益財団法人ちばのWA地域づくり基金理事、経営実践研究会アドバイザー。主な活動テーマは中小企業のサステナビリティ(持続可能性)経営、ソーシャルビジネス化の支援と、これに関連する自治体の経済政策の支援。


 
SDGsは「三方よし」の考え方に似ている

角川:フブキはクライアント様のPR企業戦略をサポートするうえで、コーポレート・コンセンサス・ビルダー(以下、C-C-B/Corporate Consensus Builder)の役割を担います。プロジェクト推進で重要なことは「合意形成(Consensus Building)だと思っているから、社内外のあらゆるステークホルダーに向けて情報を整理し、PR企業戦略立案やLP制作に落とし込んでいく。例えばコーポレートサイトのCSR(企業の社会的責任)ページをリニューアルするとします。今なら海外への業務の広がりやSDGs(持続可能な開発目標)との結びつきといった、自社のサステナビリティをタイムリーに発信できるような情報は必須で、事実、ご要望も増えています。でも、クライアント様の大半は「SDGsにどう取り組めばいいのかわからない」という状態。そこで、フブキのコア客層となっている中堅・中小企業向けの支援サービスを考え、泉さんにサポートをお願いしたわけです。

泉:角川さんとは、もう10年以上のお付き合いになりますね。

角川:SDGsを明確に捉えきれていない企業が多いため、突き進んでいくコンサルタントよりも入口を大事にする方のほうが相応しいのかな、と。エバンジェリスト(伝道者)なんでしょう?

泉:社会課題を自分事化し、自社内の活動を見つめ直すCSRの普及、浸透のお手伝いしてきました。2015年にSDGsが国連で採択されてからは、CSRからSDGsに取り組みテーマを拡大してきました。具体的には研修やセミナーを通して「SDGsとは何か」という導入部からサポートしていくケースがほとんどです。

角川:SDGsは国連発のものですが、そもそも江戸時代から日本にあった考え方に通じるとおっしゃっていましたね。

泉:「三方よし」という、江戸時代から明治にかけて活躍した近江商人のスタイルです。もともと仏教に「三輪清浄」という、お布施をするときに大切な心構えについての言葉があり、それがルーツです。三輪とは“布施をする人”“布施を受ける人”“布施をするモノ” の三つで、その三つに執着があったら布施の意味がなくなってしまう、というものです。これが、売り手も買い手も満足し、社会貢献になるいい商売だと説いた「三方よし」のベースになっているという話し。日本でも古くから意識されてきたことなので、SDGsを難しく考えることはないかなと思っているんです。

 

自社「らしさ」を自然なカタチでSDGsに結びつける

角川:C-C-Bをやっていると、やはり社内で合意形成を進めていくには社外の対外的なオブザーバーが必要だとつくづく感じるんですよね。

泉:経営者や特定部門だけがサステナビリティの活動をしていればいいというわけではありません。知らないところで決まった“何か”を「はい、やりましょう」と言われても社員のモチベーションは上昇しないから、コーポレート・コンセンサスの概念はとても大事です。そして、コンパクトな組織なら上層部から現場までスムーズに合意が取れて、プロジェクトが進みやすくなる。そこがまさに中小企業のメリットだと思うんです。

 ただ中小企業の多くは、商品開発やマーケティング力の改善など目に見えて経済的なメリットに直結するものには投資しても、SDGsのように、損益計算書などには記載されない社会価値創造の取り組みには消極的な傾向にあります。中小企業は市場から製品・サービス以外で評価されることが少ないですから。

角川:どのみち、PR企業戦略は自社の強みを客観的に知ることから始まります。泉さんのおっしゃる通りSDGsを難しく捉えることはなくて、実は自社事業と密接に関わっている。自社「らしさ」を自然にSDGsに落とし込むことができれば、社内の意識改革にもつながるのではないでしょうか。何より取引先・仕入先の評価が高まるはずです。

泉:たとえば地域に根付いた中堅・中小企業がSDGsに取り組めば、その企業がインフルエンサー的な立場となり広がっていくと思うんですよね。SDGsは2030年までに達成すべきこととして掲げられていますが、僕はそれ以降の「ポストSDGs」を重要視しています。継続的な企業価値の向上を目指していくには、2030年が来たら終わりということではなく、それ以降も自社の短期的な利益だけではない「らしさ」と社会環境との結びつきを考え続けていく必要があるのではないでしょうか。

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Part2へ続く

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