FUBUKI STAKEHOLDERS

対応力が多様な事業を生む、髙田紙器

「お客様の商品を売る」に応え続ける

 

紙と包装を軸に、多様な事業を展開する髙田紙器。近年は、ウレタンを用いたキッズコーナーの企画提案でも名を馳せています。「営業の力、特に「対応力」が当社の強みです」と話すのは、デジタルマーケティング部の原田哲也氏。ホームページリニューアルでも中心となった氏に、髙田紙器の強みとそれを活かすホームページのあり方について聞きました。


 

紙と包装の企業が、キッズコーナーを提案する

 ――御社は紙を用いたパッケージや店舗什器、ディスプレイが事業の柱と聞きましたが、グループ会社も含めると、多種多様な展開をしていますね。
 
確かにお客様にも「髙田紙器さんは色々とやっているね」とのお言葉を頂きます。創業者でもある代表の髙田祥宏がパッケージや包装にまつわる事業を1980年代後半に興しましたが、その5年後には物流関連事業がスタートしています。この物流部門は「ティーエルエス」として分社化し、現在は人材派遣・業務請負サービスも展開しています。

また高級パッケージに特化した「ステイジ」も、グループシナジーを発揮していますね。


 ――もう一つの柱とも言える、ウレタンを活用したキッズコーナーの企画・提案は面白い事業ですね。一見すると、祖業とは関係が薄いように思われますが。

ウレタンは、梱包の緩衝材として欠かせないものなんです。ただ当社は単に緩衝材としてだけでなく、カット加工して家具メーカーに椅子の中材としてご提案するなどしてきました。これはお客様からも好評でしたが、自分たちの手で商品を企画し販売したいとの思いは長年持っていました。

ウレタン事業部ができたのは13年前ですが、当時、キッズコーナーは、カーディーラーでたまに目にするくらい。世の中には浸透していませんでした。そこでまずは、営業力を駆使して実績を積み上げました。その後、建築関係の企業からもお声がかかるようになり、導入数も順調に増え現在に至ります。

子どもが安全に遊べる場を求める社会の流れともマッチして、拡大することができましたね。

営業の対応力が、喜びとリピートを生む

 ――ウレタンを扱うノウハウという強みに加え、もともと企業として新たな価値を生む営業力と製造力がベースにあった。そしてそれが市場のニーズとマッチしたということですね。

営業担当は、それぞれが世の中に求められることをキャッチアップしています。たまたまそのなかの一つが、キッズコーナーとして大きな実を結んだのだと思います。

私は中途入社なのですが、入社後、営業が前面に立っている企業だと実感しました。もちろん製造部門のバックアップがあってこそですが、営業部門がニーズや困りごとに対応していく力が、お客様の喜びとリピートを生み、当社の成長を生み出しているのではないでしょうか。

私たちの強みは「人の力」です。そういうこともあり、今回のホームページリニューアルでは、社員を数多く登場させるなどの見せ方を採用しました。

 ――営業力や人を強みとするために、採用や社内体制などで何か工夫があるのでしょうか。石膏ボードの廃棄については環境負荷も高く、近年はその扱いが社会課題の一つになっていますね。

そもそも代表が営業畑出身で、「お客様にどう喜んでもらうか、どう価値を提供するか」を発想の起点としています。

お客様のニーズに応え続けることが自社の売上に繋がるとの考えが、全社でマインドとして共有されている。言葉として一人歩きしているのではなく、責任感として社内に浸透しているのは日々感じています。

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「商品を売る」にトータルに応えていくために

 ――営業担当者を中心にお客様とコミュニケーションをとり、ニーズに柔軟に対応していく。困りごとに対応していくうちに、事業領域が広がっていく。こうした当たり前のことが、全社で共有されているのですね。次に御社が考える「困りごと解決」「対応していくこと」は何でしょうか。


私が所属しているデジタルマーケティング事業部は、その一つだと思っています。

PB300614デジタルマーケティング部 原田哲也氏

そもそも当社の事業は、お客様の商品を売るお手伝いをすること。パッケージや販促什器の提案はできていましたが、その先のセールスプロモーションへの対応は不十分で、他社さんにお任せしていたのが実情です。

私たちはパッケージからその商品に携わっています。パッケージはプロモーションの上流に位置し、いわば私たちはお客様の商品を最も理解している立場です。私たちが箱や什器の提案の「先」もお手伝いできることは、お客様にとっても大きなメリットがあると考えています。

 ――お客様の商品にワンストップで関わっていくということですね。

パッケージや什器、デジタルマーケティングと手法は異なるものの、目的は同じく「お客様がつくったものを売るお手伝い」です。デジタルマーケティングは、当社が今までカバーできなかった範囲まで対応できるということ。新たな付加価値を提案できればと思っています。

様々な事業を手がけていることからも分かるように、当社は新しいことチャレンジする、一つの事業に留まらない企業風土を持っています。今後は、今まで全く接点がなかった業界・企業の方々とも協業し、新たな取り組みをしていきたいです。


フブキについて

 ――フブキとの出会いは?

ホームページリニューアルに際しHubspotの導入を考えていたところ、Hubspot社からフブキさんを紹介されたんです。Hubspotを選んだ理由は、当社の強みである営業力を活かせる運用を実現したかったこと、自社で簡単にサイトを更新できるという点に魅力を感じたためです。

これとは別の視点で、リニューアルに際し事前に依頼先を選定していたんですが、偶然そこにもフブキさんが入っており「これは頼むしかない」と思った次第です。

 ――フブキが候補としてあがっていた理由は何かあるのでしょうか?

今回のリニューアルは、目的を明確化したうえで実施しようと考えていました。実は私はウェブディレクターとして働いていた時期もあって。その経験もあり、ただデザイン綺麗するだけでは、リニューアルの意味がないのは理解していました。私たちのホームページの活用策も考えディレクションをしてくれる企業を探しており、フブキさんを選んだのです。

ちなみに当社の強みである「営業の対応力」は、リニューアルに向けたコンサルティングで明らかになったんですよ。

 ――リニューアルの効果はいかがでしょうか?

ホームページのリニューアル効果は、劇的に明確化するものでもありません。ただ情報を整理し不足しているコンテンツを掲載するのは不可欠です。今回のこうしたリニューアル手法を採ったことで、新たな問い合わせもありました。

目的があってホームページのリニューアルを考えている方は、フブキさんにお願いすることをお勧めします。


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髙田紙器 株式会社
大阪府八尾市太田新町7-25

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