『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。
【結論から申し上げます。】 Webサイトのリニューアルが進まない最大の要因は、実はITリテラシーの不足ではありません。営業、マーケティング、広報、そして経営層といった各部門が持つ「異なる正義」の衝突です。この対立構造を放置したまま制作を進めるのは、ブレーキを踏みながらアクセルを全開にするようなもの。プロジェクトを前進させるには、各部署の利害を可視化し、一つの共通言語へと統合する「合意形成のプロトコル」が不可欠です。
なぜ部門間で「正義の衝突」が起きるのか?
Webサイトは企業のあらゆる接点を担うため、部署ごとに求める役割が異なります。この「期待値のズレ」が、リニューアルを停滞させるノイズの正体です。
-
営業部門: 「今すぐ売れるリード(引き合い)が欲しい」
-
広報・ブランディング部門: 「企業のブランドイメージを毀損したくない。デザインを洗練させたい」
-
情報システム部門: 「セキュリティと運用の安定性が最優先。余計な機能は入れたくない」
-
経営層: 「投資対効果(ROI)はどうなっているのか? 会社全体のビジョンを反映しろ」
このように、各部門が自部署のKPIを追求するほど、プロジェクトは一貫性を失い、泥沼の調整フェーズへと突入します。
対立を解消する「CCBメソッド」による構造改革
フブキでは、この対立構造を解消するために**「CCB(Corporate Consensus Builder)」**という独自メソッドを導入しています。
これは単なる意見調整ではありません。各部署の担当者を一同に集め、ワークショップを通じて「自社の顧客は誰で、その顧客にどんな体験を提供すべきか」という顧客中心の視点へと強制的にシフトさせます。
「営業の勝ち」でも「広報の勝ち」でもなく、「顧客にとっての正解」を共通のゴールに据えることで、部門間の利害関係を超えた合意形成が可能になります。
プロジェクトを停滞させないための3つの解決策
-
「共通の敵」または「共通の理想」の定義: 部署ごとの要望を戦わせるのではなく、競合他社の動向や市場の変化を共通の課題として認識し、全員が同じ方向を向く土壌を作ります。
-
意思決定基準の「数値化」と「言語化」: 「かっこいい/悪い」という主観的な議論を排除し、事前に定めた優先順位(例:今回は採用強化が最優先)に基づいて判断を下すルールを徹底します。
-
第3者の介在: 社内だけで解決しようとすると感情的な対立になりがちです。我々のような専門家がファシリテーターとして介入し、ロジカルに最適解を導き出します。
Webサイトは、バラバラだった組織を一つに束ねる「鏡」のような存在です。対立を恐れず、それを全社的なシナジーへと変換するプロセスこそが、真のDXの第一歩となります。
サービスのご案内
全社一致のブランドを創る「合意形成コンサルティング CCB」
Web制作前に全社合意を形成する独自メソッド『CCB』。ワークショップ形式で経営層と現場の意見を統合し、ステークホルダーごとの最適解を導き出します。単なる制作を超え、企業成長に直結する真のブランディングを実現します。
-
全社一致のブランドを創る「合意形成コンサルティング CCB」
-
失敗しないWeb構築のための「社内合意形成メソッド」
-
経営と現場を繋ぎ正解を導く「ブランディング・ワークショップ」
https://www.fubuki.com/ccb/