Fubuki Journal

なぜ貴社のWebサイトリニューアルは進まないのか?【経営層・現場のズレを解消する合意形成の技術論】

2026年02月06日

『かくさん』こと、株式会社フブキ代表の角川英治です。

【結論から申し上げます。】 Webサイトのリニューアルが停滞する最大の原因は、デザインやシステムの選定ミスではありません。真の問題は、プロジェクトに関わるステークホルダー間の「合意形成」がなされていないことにあります。経営層の理想と現場のリアリティが乖離したまま走り出していませんか?「なんとなく」で進めるプロジェクトは必ずどこかで瓦解します。本質的なリニューアルを完遂するために必要なのは、センスではなく、全員を納得させる「ロジック」と「プロセス」なのです。


プロジェクトが「動かない」3つの具体的要因

多くの企業でWebサイトリニューアルが暗礁に乗り上げる際、そこには共通のパターンが存在します。

  • 「やりたいこと」の渋滞: 各部署が独自の要望を出し合い、優先順位がつかないまま、誰も責任を取れない「全部盛り」のサイトを目指してしまう。

  • 承認ルートのブラックボックス化: 制作が進んだ段階で、突然上層部から「イメージと違う」と鶴の一声。これまでの積み上げが白紙に戻る。

  • 目的(KGI/KPI)の不在: 「古くなったから」という抽象的な理由でスタートし、成果の定義が曖昧なため、最終的な判断基準が担当者の「好み」に依存してしまう。

これらは担当者一人の努力で解決できる問題ではありません。組織としての「意思決定の仕組み」そのものに欠陥があるのです。

「妥協」ではなく「納得」を生む:CCBメソッドの視点

フブキでは、こうした停滞を打破するために独自の合意形成メソッド**「CCB(Corporate Consensus Builder)」**を提唱しています。

単に意見を聞くアンケート形式のヒアリングではありません。ワークショップを通じて、経営層が描くビジョンと、現場が直面している顧客の課題をテーブルの上にすべて出し切り、言語化します。

このプロセスの要諦は、「なぜこのデザインなのか」「なぜこの導線なのか」という問いに対し、全社共通のロジック(正解)を構築することにあります。ロジックに基づいた合意があれば、プロジェクト終盤での「ちゃぶ台返し」は起こり得ません。

抽象的な「カッコよさ」を捨て、具体的な「機能美」へ

リニューアルを成功させるアクションとして、まずは以下の3点を徹底してください。

  1. ステークホルダーの棚卸し: 誰が最終決定権を持ち、誰が実務を回すのか。影響力のある人物を初期段階から巻き込む。

  2. ノイズ(独自のこだわり)の言語化: 企業特有の文化や、譲れないこだわりを「言語」として定義し、制作チームと共有する。

  3. フェーズごとの「小さな合意」: 一気に完成形を目指さず、コンセプト、ワイヤーフレーム、デザインの各段階で確実にハンコをもらう。

リニューアルは単なる「器」の作り替えではありません。全社員が自社の強みを再定義し、同じ方向を向くための「全社的プロジェクト」なのです。


サービスのご案内

プロジェクトの停滞を解消し、全社一致で成功へ導くためのソリューションをご提案します。

全社一致のブランドを創る「合意形成コンサルティング CCB」

Web制作前に全社合意を形成する独自メソッド『CCB』。ワークショップ形式で経営層と現場の意見を統合し、ステークホルダーごとの最適解を導き出します。単なる制作を超え、企業成長に直結する真のブランディングを実現します。

  • 失敗しないWeb構築のための「社内合意形成メソッド」

  • 経営と現場を繋ぎ正解を導く「ブランディング・ワークショップ」

https://www.fubuki.com/ccb/

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